Aikido’s diary

合気道を広めよう

就活について

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今日も読んでくださりありがとうございます。じんです。

今日は合気道のことだけでなく、就活のことについて触れたいと思います。

 

「え?なんで突然?」「お前合気道しか取り柄なくない?」

そう思われた方も多いと思います。

はい、その通りでございます。

 

と言いますのも、今年は某ウイルスのせいで、企業にとっても就活生にとっても厳しい年となっています。

さらに、この記事を読んでくださっている方の中には大学生も多いので、時期的なことも相まって就活の話でもしようかな、と思ったわけです。

 

ではどんな話をしようかと言いますと、僕が就活に対して感じていることや、社会人の方に言われたことなんかを話そうと思います。

「社会人の方」というのも、どちらかというと年配の方が多く、流行りの若手IT企業の社長やヤングエグゼクティブといった方ではなく、中小企業などの社長の方などが多くなっています。

僕自身、なぜか中小企業の社長の方や代表取締役の方と話す機会が多くて、周りの人は意外とそういう機会がないと聞いたので、少しでも共有できたらいいなと思い、この記事を書こうかなと思いました。

 

大手の会社の方とはあまりお話したことがないので、そういった方面に興味がある方は、大手企業の会社理念等を参考にすることをお勧めします!

 

では本題にうつりたいと思います。

 

 

就活をする意味

就活って大変ですよね。

多くのお金がかかりますし、地方の方にとっては面接のたびに何万円もかけなくてはいけません。

受かればよいかもしれませんが、倍率の高いところですとそう簡単には・・。

結局、一番行きたかったところは何度もお金をかけて東京に行ったのに最終面接でおとされて、最終的には第3希望のところに就職することになった・・・

なんてことは、当たり前のように起こることです。

 

これは一種の社会問題ともいえるレベルになってきました。

 

では、何万円もかけて就活をする意味ってあるのでしょうか?

 

結論をズバリ申し上げますと、意味はあります

 

その説明をしていきますね。

 

就活の理想

さて、まずは就活における理想像です。

理想は企業がお金を払ってでも雇いたいと思われる人物になり、こちらが企業を選び放題になるということです。

しかし、こんな人物めったにいません。

実際はコンペで何作品も賞をとろうが、大手企業には落ちますし、あまり成果をあげていない人でも大手企業には受かります。

では実際、より現実的な理想ってなんでしょうか。

 

 

「もったいぶらずに教えて!」

 

簡単なことです。

あなたの働きたい企業の内定をもらうことです。

 

「は?どゆこと?さっきと変わらんくね?」

そう思った方も多いのではないでしょうか。

 

こう言い換えましょう

「やりたいことのために人生を使えるようになる」ということです。

 

知らず知らずのうちに就活生の人々は

「大手企業で安泰な生活を送りたい」「とりあえずどこでもいいから内定が欲しい」

「福利厚生がきちんとしたところがいい」「ブラックな企業はやだ!」「安定しているから公務員がいい!」

と思いこまされ、大手企業の内定をもらうことが理想だと考えています。

 

でもそれって、本当はしたくないことをし続けることになるのかもしれません。

 

知っていますか?

死期が迫った人のほとんどは「自分らしく生きればよかった」と言うそうです。

 

私たちは約20年間、制度に縛られた人生を送ります。

幼稚園か保育園に入り、義務教育を受け、高校に進み・・・といったようにです。

では問います。

この20年で何を成し遂げましたか?

自身の価値を確立させる「技」は持っていますか?

 

「そんなのもっと大人になってからだ」

「とりあえず就職できたら、授業もないし自分の時間をめいっぱい有効活用する」

と考えてはいませんか?

自分の未来を考えなければ大手企業に就職したとしても、きっとその後もう20年間同じことを繰り返します。

その次は

「あと少しで幹部になって給料があがるから、そうなったらお金を使う!」

と考えるのでしょうか。

では、私たちはいつ自分のスキルを磨くのでしょう?

 

僕は、自分自身が何かを生み出す力のない人間であるというのがとても嫌で、どうせ仕事をするなら好きなことに活かせる(人生に活かせる)スキルを身につけるべきだと考えています。

 

「私は別にいいです。」「好きなことと仕事は別なので」

そう考える方もいると思います。

 

そうなんです。実はその方のために就活はあります。

人生という限りのある時間の中で、毎日半分くらいはお金を稼ぐためだけの時間を作って、そのあと残った時間で好きなことをする、人生の6割くらいはレールの上で生きていてもいいという方の働き口を探すために就活はあります。

 

なので就活には意味があります。

 

「は?喧嘩うってんの?」

まあまあそう言わず、最後まで見ていってください。

そういうことじゃないんです。

 

就活をしないとどうなるの?

僕の友達には就活をせず、パチンコだけで月に40万稼ぐ友達がいます。

(金額については聞いた話なので本当かは知りませんが)

単純計算で年間480万円ですか・・・

彼はただパチンコが好きなのではありません。

初めは大学の学費を自分で払おうとしてパチンコに手を出しました。

猛勉強のおかげですこしずつ利益が出るようになり、それを続けていくうちに気が付けばパチンコで生きていけると感じたそうで、大学をやめました。

連絡ももう取っていません。いい意味で本末転倒ってやつですね。

彼は就活をしていません。はたから見ればよくないと思われるかもしれませんが、でもこれが彼の中ではよかったそうで、毎日が楽しそうでした。

彼は毎日技術を磨いていて、技術で生活しています。

僕はこれが人生で一番いい「働き方」なんじゃないかと思います。

 

「は?じゃあお前パチンコやっとけよ」

違います違います。パチンコで稼ぐことがいいと言ってるんじゃないですよ!

 

確かにお金を稼いだり、安定した生活を送りたいなら、大手就職が一番いいと思います。

今の世界の変化は激しいので、安定した軸に捕まるのは当然のことだと思います。

ただ、それだとやりたいこととかけ離れたスキルが身につくかもしれません。

僕は自分の人生を豊かにするのは技術・スキルだと思っていますし、そのためにたくさんデザインをして、モノを違う視点から考える力や問題解決の能力を学んでいます。

 

これは僕が、5年後がどんな世界なのかを知らないからです。

5年後の未来で直面する問題は、きっと今予想できるようなことではありません。

だから、どんな変化が起きても対応していけるよう、また、変化を生み出せる側になれるよう日々勉強しています。

 

だから就職先でデザインが学べない場所は選びませんし、どこもなかったら新しいビジネスでも見つけます(笑)

 

大事なことは、「就活におちた」=「人生の失敗」ではないということです。

すでに好きなことで稼いでいる人は就活をしませんし、何かチャンスを見つけた人は勝手に起業して成功します。

なので、就活におちたら人生真っ暗。貧乏になってまともな生活もできない・・・

と考えているのでしたら、それは間違いだよ。ということを言っておきます。

人生の豊かさは就職先なんかで決まるものじゃないということです。

 

就活をしなければもちろん就職はできません。

なので就活をしなければどうなるかというと

自分のもつスキル・人脈で生きていくことになります。

 

就活は悪いことなの?

決して就活が悪いことだと言っているわけではありません。

やりたいことのできる企業に行くには、99.9%の人が就活として赴く必要があります。

企業側から直々にオファーを受ける人なんて本当に一握りです。

ただ、就活をしているうちにしんどくなったり、安定を求めたり、結果としていきたくない企業に行くことになったのだとしたら、少し自分を見つめなおすべきなのではないでしょうか。

自分のしたいこと、特技、趣味・・・なんでもいいと思います。

今はどんなことも仕事になります。

なんでもいいので一つ興味のあることを今日からコツコツ学び始めましょう。

きっと1年後、同じ面接を受ける人の中であなただけは間違いなく頭一つ抜けて採用したいと思われる人間になっています。

 

社会人の方からいただいた言葉

出会った経緯は複雑で話すと本筋からずれるので割愛しますが、冒頭の通り多くの社会人の方と話す機会がありました。

その中で就活(仕事)に使えそうなこととを、以下に箇条書きしておきます。

・どんなときも挨拶から始まる人間にしか物は頼まない

・頼れる人がいるときに頼っておくべき、社長になると誰にも相談できない

・みんなに見られる人はみんなをよく見ている人(良くも悪くも)

 

他にもいろいろありますが、字数もすごいことになりますのでまたいつか。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

自分の手に職があれば、就活をしなくてもお金を稼ぐことができるということ。

就活をすると安定な人生になるが、好きなことをする時間は極端に減るということ。

少しでもいいので今日からコツコツ始めることが大切だということ。

 

就活を前向きにとらえて、今日からコツコツ準備をしていきましょう!

 

それではまた明日!

 

合気道と今の世の中

武道と社会を考える

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いつもありがとうございます。じんです。

 

今日は合気道を技としてではなく、少し違った視点からとらえてみようと思います。

私自身まだまだ若い人間で、社会のことなどもこれっぽちもわからない人間ではありますが、現時点で私が、社会と合気道について思うことについて記そうと思います。

 

きっとこの考え方は私が30歳・40歳・・・と歳を重ねるにつれて変わるものではあるでしょうし、いろんな考え方のある中から見れば批判的にみられるかもしれません。

そんな中、少しでも共感していただける方がいらっしゃれば幸いです。

 

テーマは「合気道と今の世の中」です。

 

私たちは今、終戦からかなりの時がたち、平和な世の中で暮らしています。

世の中では犯罪が取り締まられ、自分の身を守っているのは自分だけではありません。

剣を持っていなくても殺されないどころか、剣を持っていると捕まる時代です。

だからといって身体を鍛えても、人に暴力をふるってはいけない世の中です。

ではどうして、そんな中で武道をする必要があるのでしょうか?

 

自分を守るためでしょうか?

確かに暴力を振るわれそうになったときに自分を守ることはできるかもしれませんが、そんなことが日常で何度も起こる世の中ではありません。

 

では私は人生のたった数回(もしくは0かもしれない)の暴力を振るわれた時のためだけに武道をしているのでしょうか?

初めは、武道を修めることで「強くなれる」と考えていました。

実際、子供の頃はたくさん喧嘩もしましたし、あまり負けた記憶もありません。

武道を習ってもっと強くなるぞ。と、ずっと考えていました。

しかし、武道を修めてからというもの、口喧嘩すらした覚えもないほどに喧嘩をしない人間になっていましたし、気が付けば争いごとになる前に場を収めたいと考えるほど平和主義になっていました。

 

どうして私はこんな考え方をするようになってしまったのでしょうか。

考えても考えても答えは出ないものでしたが、今日少し記事にしてみようと思ってたくさん考えてみました。

 

答えは簡単でした。

 

 

「人と仲良くするのが好きだから」です。

 

 

 

昔、私が剣道をしていた頃、試合の最中は相手を倒すことばかり考えていました。

とにかく隙を見つけて一本取ろうと考えていました。

こう見えて結構剣道は強かったのですが、剣道では一本取っても喜んではいけません。

してしまうと、その一本がとり消しにされてしまいます。

勝負なのに勝っても喜んではいけない。

なかなか考えられないですよね。

僕も当時はなんでだろうと考えていました。

理由は調べてはいませんが、私が考えるに「相手を倒すことが目的ではないから」だと思います。

剣道は礼に始まり礼に終わる武道です。

 

武道の道という文字には、人格を形成するという意味があります。

つまり、その道を行く人はみな相手を尊敬しているからこそ「負かしてやったぞ、俺のほうが上だ」などということをしない(してはいけない)んですね。

 

試合の最中は敵に見える相手も、試合が終われば仲良く話す友達です。

仲のいい友達と喧嘩なんてしたくありません。

しかし剣道では勝っても負けても喧嘩になんてなりません。

互いに和の心を持っているからなんですね

 

合気道も同じです。

相手のことを痛めつけるために技をかけているのではありません。

お互いが良いところ・悪いところを学び、切磋琢磨し高めあっているのです。

 

私は武道を通じてこの考え方を学び、だからこそ争いを避けるようになったのだと思います。

 

今の世の中にはインターネットが普及し、SNSというもので考えを広めることができるようになりました。このブログももちろんそうです。

しかし、ネット上ではたくさんの批判や悪口、否定的な考えが挙がっています。

なにかをすれば叩かれ、なにもしなければ叩かれる。といったように、必ず物事を否定的にとらえ批判する声が上がります。

マスゴミはちゃんとした報道をせず、不安を煽ることしかしない。」

もう聞き飽きたというくらい聞き飽きたフレーズです。

記者は本当は注意喚起をしたくて報道をしたのかもしれません、しかし「不安を煽ろうとして記事を書いた」と言われてしまえばそれまでです。

いちいちこういった声を否定することもないでしょう。

その間にも周りは好き勝手石を投げてきます。

 

SNSは確かに個人の意見を拡散しやすくなり、そこに同調した人は巨大な集団をつくるようになりました。

 

ですが本当に大切なことは自分のことだけでなく、相手を敬う・相手を考えることです。

相手の価値観や考えを理解しようとしなければ、相手側からもこちらを理解してはくれないかもしれません。

たくさん石が落ちている道を裸足で歩くには、すべての石を取り除く必要があります。

それはとても難しいので、私たちは靴を履きます。

まわりが変わらないのなら、自分が変わるしかないのです。

世界の問題を解決しようとしている人は、何も言わずに水面下で努力をしています。

 

「たくさん動物がいておもしろかった。」

考えを述べることは幼稚園児だってできます。

話している内容が変わっただけです。政治のことや社会的な「問題」について自分の意見を述べれば、自分の頭がよくなったと錯覚しているのです。

 

考えを述べることがいけないわけではありません。

ただ、本当に大切なことは、物事を批判的に見るのではなく、本当に問題だと思ったのならその解決策を発信し実現するということです。

それはもしかすると失敗するかもしれませんし、はたまた成功するかもしれません。

新しいことを始めようとするのですから、批判だってされるでしょう。

それで失敗すれば「ほれ見ろ」と言わんばかりに叩かれる世の中です。

新しいことに挑戦しようとする人は肩身の狭い思いをします。

 

そんな世の中ですが、私はいろんなことに挑戦するのが好きなので、皆がたくさん挑戦できるような世の中になればいいなあ、なんて考えています。

めちゃくちゃ他力本願ですね(笑)

でも、何億人もの人がいるのに、周りが変わることなんて期待しても仕方ありません。

なので私は、物事の流れや、相手に合わせて自分が変わるように努力しています。

そのために合気道はとても良い武道なのです。

 

なにが良いのかはやってみないと分かりません。

とても精神的なもので、記事を読んですぐに伝わるものではないからです。

この記事を読んで少しでも合気道を始めたいと思う方がいらっしゃれば、なんて思ってます。

そのために毎日、合気道の良さについて発信しています。

地道にコツコツしていかないと、いきなりバーンと物事は変わりませんからね!

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

それではまた明日!

 

 

 

片手持ち四方投げ

片手持ちの四方投げについて

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今日もありがとうございます。じんです。

東京の方でデザインコンペに参加していて、3日ほどブログを更新できていませんでした。

申し訳ありません;;

無事、賞と賞金の両方をとってきましたので今日からまた続行です!

 

それではどうぞ。

 

今日は合気道を少し知っている人(3級以上初段以下くらいの方)に向けて

皆さんが知っている技を、もう少し深く説明していこうと思います。

 

今回は「片手取りの四方投げ」編です!

片手取り

以前にも紹介しましたが、片手取りとは、自分の右腕を相手の左手でつかまれた時

(左腕を右手でつかまれても同じです)のことを言います。

きっと三級以上の方なら馴染みのある持ち手だと思います!

実際にしてみると相手と鏡合わせの体勢になっており、互いに相手のお腹や顔にいくらでもパンチ(当て身)を出せる状態ですよね、ですので技をかける際は相手のパンチをもらわないように気を付ける必要があります。

 

ここまでは稽古の中で気を付けている方も多いと思います。

3級ともなりますと、だいぶ動きにも慣れてきたのではないのでしょうか?

 

今日は、そんな慣れてきた動きに一つスパイスを加えたいと思います。

今まで意識してきたこと+「もう一つ大事なこと」についても考え

より実戦的な(効果的な)技を稽古できるようにしましょう。

では何を考えて稽古をするのか、と言いますと・・・

 

「もし腕をつかんだら人はどうするか。」

 

ということです。

「そんなもん分かっとるわ」という方はそっとこのページを閉じましょう。

 

腕をつかんだ後、人は基本的には引っ張ったり、押したりしますよね。

 

ただ掴んでニヤニヤしてる人は逆に危ないですので、すぐに手を返して逃げましょう。

 

 

とまあ冗談はさておき、人は腕を掴むとやはりそのあとは引っ張ってこようとします。

今回は相手が押してきたときと引っ張ってきたとき、どちらでも利用できる四方投げについて話そうと思います。

 

やり方はまた動画で説明するので、今回は理屈を抑えてみてください。

 

四方投げ

四方投げとは、一度相手の腕の外側に回って、その後相手の内側に入りなおすことで

相手の腕を相手の体の後ろに持ってくる方法です。(裏は少し違いますが)

三級以上の方はきっと覚えていると思うので、動き方については割愛します。

 

今回は片手持ちの四方投げについて話そうと思いますが

とりあえずその前に、片手持ちの稽古全般において気を付けることについてすこし話しておこうと思います。 

 

稽古を行う上で注意してほしいのは以下の2点です。

 

片手取りの技を行う際は、必ず相手の空いた方の手からパンチをもらわないこと。

飛ばす際は相手のことを考えて飛ばすように心がけること。

この2点を次の稽古からでいいので意識してみましょう!

 

1点目は当然ですが、2点目の相手を気遣う心も忘れてはいけません。

 ひじも手首も、壊そうと思えばすぐに壊せる場所の一部です。

相手はそういった恐れがありながらも、稽古なのであなたに襲いかかってきます。

そんな相手をこれ見よがしにいたぶるのは合気道家のすることではありません。

 

相手がいるから稽古ができているのですから、きちんと感謝して、相手が怪我をしないような場所に投げるだとか、投げる前に一瞬間をおいて、相手が受ける準備が整うのを待ってから投げる。などの気配りをしましょう。

 

 

ちなみに実戦では関係ありません。

相手はあなたを殺す気で襲い掛かってきますので

思いっきり腕を本来なら曲がるはずのない方向に曲げてやりましょう。

優しく対応しましょう

 

片手取りの四方投げ

では、本題です。

夜に人通りの少ない道を歩いていると、突然怪しい男が前から現れました。

少し怖くなって、あなたが逃げようとすると、突然腕をつかまれました。

(前から腕を取られると片手持ち・後ろから持たれると交差持ちになりやすいです)

 

こんな状況を考えてみましょう。

 

さあ、出番です。片手投げの四方投げをくらわせてやりましょう。

 

まずは逃げるそぶりを見せて、掴まれた腕を引っ張りましょう。

きっと相手は抵抗して力いっぱい引っ張り返してきます。

(抵抗して引っ張り返してこなければそのまま逃げましょう)

さあ、相手が力を加えようとするこの瞬間です。勝負です。

相手の腕が伸びた状態を維持して手を下から上に弧を描きながら持っていきます。

(腕が伸びていると力がかけられませんからね)

そのままくるんとすれば、あらなんと四方投げの裏ですね!

 

「そんなにうまくいくか?」「馬鹿じゃねえの?」

こう思う方も多いと思います。

実際には、単に引っ張る力でも、方向がいくつかあるので、すべてが四方投げの裏につながるわけではありません。

ですが、3級の方が練習するには、まずは「なぜ四方投げの裏は相手の後ろに回るのか」という理屈(状況)を知ることが大切です。

そうでなければ、これからもただ型を練習するだけの稽古になってしまうからです。

ですので今回は簡単ではありますが、片手持ちの四方投げのできる状況を例として考えてみました。

 

スムーズにできるまでの道のりは長いですが、諦めてはいけません。

このブログを見ながら、毎日一緒に頑張っていきましょう。

 

次は押された場合ですね、押される場合なのですが、基本的に相手がどちらに押してくるかはわかりません。

(稽古の場合は分かるかもしれませんが、実戦的な面で見ると相手がどちらに押してくるのかは予想はできません)

もし、右半身(右手をつかまれている状態)で相手がこちらの左手側に押してきた場合

(もしくは左半身で右手側に押された場合)はそのまま体をそちらに流しましょう。

ここでも流す前に少しポイントがありますが、とりあえずは軽く流してみてください。

するとどうでしょう、相手の背後がすごく簡単に取れますよね。

稽古ですと、このまま四方投げの表をしましょう。

 

実戦で考えるならばここは入り身が一番良いですかね。

やはり相手の首を刈ることができるので、実戦ですと入り身が一番強いと私は感じています(笑)

(この前後輩にかけて失神しかけたのは内緒です)

 

まとめ

どうでしたでしょうか。

相手のことを考えて稽古をすること。

相手に掴まれておされたときは、力を受け流すような動きをとること。

逆に引っ張られたときは思いっきり攻めること。

 

これらを意識できれば、楽しい稽古がより楽しいものになるのではないでしょうか!

ぜひ試してみてください! 

 

 

 少し時間が空きましたが、できるだけ毎日投稿していきますので

これからもよろしくお願いします!

 

それではまた明日!

 

合気道をはじめたら

合気道ってどんな技から覚えればいいの?

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今日もありがとうございます。じんです。

 

今日は合気道を最近始めた方・初心者の方向けに

何から覚えればよいのかをお話ししようと思います!

 

覚えるものは大きく分けて3つあります!

 

受け身

「受け身ってなに?」と思われた方も多いのではないでしょうか。

合気道は高段の方に襲い掛かれば負けるもの、でも稽古で双方が襲わずに睨みあいして終わってしまったら、せっかく来たのに意味がないですよね?

ですので合気道では、技をする側(取り)と、受けをする側(受け)に分かれて稽古をします。

つまり、受けはあらかじめ技が飛んでくる(自分が負ける)と知っていて相手に襲い掛からなければならないんですね。(高段になると少し話は別ですが)

しかし、受けはとてもしんどいので、取りが4回ほど技をして、次に受けと取りを交代して稽古をすることが多いです。

そこで、受けは「受け身」ができないといけないんですね。

 

初めは前受け身後ろ受け身の二つを覚えましょう。

 

受け身に関しては、また詳細の記事を書くつもりなので、今回は初心者の方が陥りやすい(ミスしやすい)ポイントを避ける方法だけ書いておきます。

 

ある程度の勢いをつけて受け身練習をすること

合気道の受け身はとても難しく、初めは体中にあざができます。

すると今度はあざが痛み、それをかばうようにして受け身を練習するので、また変な位置にあざができてしまい、今度はそれを・・・・というように負の連鎖がおこります。

 

そこで、初心者の方が注意すべきなのは、受け身の勢いを消してしまわないことです。

 

受け身は初めの力をそのまま最後まで利用して回るので、その勢いが弱いと、回っている最中に自分で力を足さなければいけません。

するとよろけてしまったり、バランスがとれずに変な場所を打ってあざができてしまうのです。

自転車のホイールは強くこいだあとは放っておいても安定して回りますが、はじめから勢いがないとよろよろとバランスが保てなくなり、最後にはこけてしまいます。

 

なのできちんと回れるように、初めの勢いをきちんと出すことをイメージして、受け身の練習をしましょう。

 

・首をしっかり中に入れる(へそに近づける)

合気道の受け身だけでなく、多くの武道でそうですが、受け身をする際に首が中に入っていないと、頭を打ちます。

1回2回程度は何ともないかもしれませんが、数回もしていると脳にダメージがたまり、とても危険な状態になります。

(過去にそれで倒れた人を何人も見ています。)

ですので、しっかり首をしまうこと。

これを念頭に置いておいてください。

 

(ちなみに、首をしまうのにはすごく腹筋を使うので、これを意識しながら受け身をするとめちゃめちゃ痩せます)

 

 

半身の姿勢

 

合気道は武道です。現実的ではないとはいえ、人と戦うことを想定している以上

「半身の構え」というのは避けては通れません。

 

半身とはその名の通り相手に体の半分だけが見えており、半分が見えなくなる状態をいいます。

合気道では短剣や棒など、拳以外のモノもあなたを狙ってきます。

そんな中で体がすべて見えてしまっては不利ですよね。

ですので、体を半分隠して被害を受ける面積を下げているんですね。

 

本当はもう少し深い理由があるんですが

そちらはもう少しあとでお話ししましょう(*´з`)

 

そんな半身ですが、こちらは流派によっても様々で、私は合気道で最大の流派に属して段位をとっていますが、考え方は多くの流派の中から勉強しているので、一概にどの構えがよいのか、ということは言えません。

ですが私が初心者の頃は「一重の構え」と「二重の構え」というものを練習しました。

多くの人がしている半身はこの「二重の構え」の方なので、今回はそちらの方を説明しますね!

まずはまっすぐ仁王立ちをしましょう。

そのあと上半身だけ右を向いて、向いた方向に右足を傾けましょう。

最後に左足を少し後ろにずらして完成です。

こうすると自分の右側しか見えていないので、これを「右半身」と呼びます。

逆は「左半身」です。

 

この安定する位置を探すのがなかなか難しいので、初めは苦労しますが

コツは、前足をいかに外側に開けられるか後ろ足の親指にかる~く体重を乗せられるかです。

 

普段は二重の構えを用います。

一重の構えについてはまた今度記事にしますね。

 

初心者の方は、半身をしたときにすぐにバランスがとれるように練習しましょう!

 

基本的な技の種類

私たちが相手の動きを制限したり、相手を拘束する際の手の持ち方や拘束の仕方はいくつかしかありません。

その中でも今回は有名な持ち方と初心者の方が初めに習う持ち方について説明します。

また、持つ手と前に出す足はリンクしています。

基本的に、出している手が右の時は右足を前に、左手を出しているときは左足を前に出します。

これの理由は、綱引きと同じ原理ですが、合気道は抵抗すると抵抗するだけ自分に重さが返ってくるのですが、その際に踏ん張りたい側の足がでていないと強く踏ん張れないので、そのままだとすぐに畳を舐めさせられてしまいます。

そこで、もし左手に技をかけられたら、すぐに左足で踏ん張って抵抗できるよう、あらかじめ踏ん張りたい側(出している手の側)の足を前にだしておくことが基本とされています。

 

では、以下に初心者の方が初めに覚えるべき基本的な持ち方を三つほど載せておきます

(実際は3つどころではなく、持ち方はかなりの数あります)

 

あ、ちなみに、合気道では普通

持たれた側(襲われた側)が技をかける =取り

持つ側(襲った側)が技をかけられる  =受け

となっています。

(返し技という特殊な場合を除きます)

 

片手持ち(順手持ち)

相手の右腕を、左手でつかみます。(もちろん逆もあります)

相手と鏡合わせのようになるのが特徴です。

互いに身体の半分が拘束されていますが、逆に言えば半分が使い放題のため、お互いに相手のパンチや蹴りに常に警戒した技をかける必要があります。

顔、お腹がもろに空いているため非常に攻め手が豊富な持ち手です。

 

交差持ち

相手の右腕を、右手でつかみます。

目の前で相手と腕が交差しており、掴んでいる側が相手を引っ張るとそのまま背後をとれる状態です。

非常に危険な態勢ですが、実はいくつも仕掛ける穴があります。

相手の背後を取りやすいという性質上、相手の背後を取る「入り身」という技の派生が数多く存在するのが特徴です。

 

両手持ち

 相手の両手を、両手でつかみます。

互いに両方の腕が拘束されており、一見、持っている側(攻め手)が有利に見えます。

が、取り側は相手の腕を持っていない(手のひらが自由)からこその強みを出せる、少し特殊な技の多い持ち手です。

 

終わりに

以上、今回は合気道始めたての方が初めに覚えるべき構えや持ち方を説明しました!

初めは覚えることも多く、難しいと感じるかもしれませんが。

ちょっとずつ記事を読んでいって、今日はこれを覚えよう!

と思って見てもらえれば幸いです!

 

本日もありがとうございます。

では、また明日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合気道をはじめよう

合気道はなにからはじめればいい?

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今日もありがとうございます。じんです。

 

今日は合気道を始めたい、これから始めようと思っている方へ

合気道は何から始めればよいのかを話していこうと思います!

 

合気道は何から始めたらいい?

 

このブログを見ているということは

合気道に興味を持ち始めたり、少し体験したいと思っている方も多いはずです。

「でも、何から始めたらいいの?」

安心してください、この記事を読み終わるころには

合気道をはじめる第一歩を踏み出せているはずです!

 

道場を探す

まずは近くの道場を探してみましょう。

基本的に合気道は道場を開いている「師範」と呼ばれる高段の方に教わります。

特に始めたての頃は、その師範の技を練習することになります。

 

「どの道場、どの師範が良い」ということはありませんが

あまり運動をしない方などにとっては、普段からジムに通っているムキムキの高校生や大学生ばかりの場所で稽古をするとなると、少し気が落ち着かないこともあるかと思いますので

 

いくつか近くに道場がある場合は、一度体験させてもらって

落ち着く師範のいる道場や、年齢層が近い人の多い道場、ママ友などがいて稽古友達がつくりやすい道場など、「環境がよさそうだな!」と思う道場を選ぶとよいと思います。

 

 

道着に着替える

さあ、いざ道場もきまり、今日から初めての稽古です。

道場には畳が敷いてあり、倒れたりしても怪我をすることがないような環境になっているでしょう。

さあ!稽古だ!

と思った方もいると思います

 

が、もう一つ大事なことがあります。

 

それは、道着に着替えるということです。

 

「え?道着?」「合気道用の道着なんて持ってないよ?」「帯は何色?」「私は誰?」

 

そうなんです合気道には道着が必要不可欠です。

 

やはり武道ですので、怪我には注意したいですよね。

私の経験から言わせてもらいますと、私服で稽古をすると必ず破れます。

すると相手の爪などが食い込む危険もありますし、何より稽古ができなくなりますので

まずは道着を着て、自身の稽古での安全を確保することが大切です。

 

また、初心者の方の帯は白色ですので、道着を買うときに一緒についている場合を除いては、セットで買うようにしましょう。

その道場でその道場専用の道着や帯を売っている場合もありますので、一度調べてみて、ない場合は、ネットショッピングで「合気道 道着」などで検索して買ってみましょう!

お近くの武具店で買うと、サイズを確かめられるので買いなおしの心配がなくなります。

 

女性の方は道着の下にもう一枚白地の肌着を着ることが基本ですので、何でもよいので破れてもよい白地の服も用意しておきましょう。

道場によっては女性は袴を着ることもありますので、そこは各道場に問いあわせてみてください。

 

男性は基本的には道着と帯のみになりますので、とにかく買いましょう。

男性で袴を着ることができるのは基本的に初段以上の方です。

ですので、初めたてのころはまだ袴を着ることはできませんので、練習して早く初段をとりましょう!

 

そして、道着を着た後は、靴下を脱いでくださいね。

寒い日もあるかと思いますが、道場は神聖な場所です。

靴下で畳を踏んではいけませんよ。

 

体操をする

さあ、道着に着替えて靴下も脱ぎ、師範も来られていざ稽古です!

早くたくさん技を教えてほしいですよね!

 

でも待ってください。

道着に着替えたからといっても準備運動をしなければ怪我は必至です!

 

稽古が始まり、道場の師範が前で体操を始めたら、その通りに体操を行いましょう

黙想から始まる師範もいらっしゃるので、そこは師範の通りに行いましょう!

 

精神を整える

準備運動の前か後に、必ず合気道をする人は精神を整えます。

これにはたくさんの理由がありますが、初めたてのうちは「落ち着くため」と考えましょう。

道場には子供がいることもあります。

稽古前には鬼ごっこやチャンバラ、もしかすると喧嘩をしてきたかもしれません。

そんな中で突然稽古をはじめたら、相手に八つ当たりを起こしてギブアップと言っているのに力いっぱい技をかけ、怪我をさせてしまうかもしれませんよね。

 

そういうことがないように

合気道では、稽古に臨む精神的な姿勢として心を清らかにする必要があるのです。

 

ですので、精神を整える動きというのは、現代の私たちにはなじみがない動きかもしれませんが、無駄なことだと思わず、一つ一つ丁寧に行いましょう。

きっと稽古も有意義なものになるはずです。

 

稽古をする

さあ、和の精神もできあがり、今度こそ稽古が始まります。

存分に楽しんで、いっぱい考えて、そしてたくさんのことを吸収してください。

 

ただ見よう見まねで技をしてはいけません。

初心者であっても心は上級者のように、攻めるときはなぜこんな動きをするのか、なぜ抵抗していても体が動いてしまうのかを考えながら稽古をしましょう。

 

日本のご飯はよく噛めば噛むほどおいしいものです。

日本の武道はよく考えればよく考えるほど、奥深いものなのです。

 

自主練習をする

さあ稽古も終わり、師範も道着や袴を畳み終わりました。

もちろんこのまま帰ってもいいですが、最後に、今日の復習を行うとなおよしです!

次の稽古で同じ技をするときに、スムーズにできるようにしておきましょう!

イメージトレーニングだけでも効果は抜群です!

 

(道場によっては次の団体が来るなど、都合により時間が決められており自主練習が行えない場合もありますので、各道場の指示に従ってください)

 

場合によっては家に道場を開設しちゃいましょう!!

いつでもできますね!!

 

最後に

どうでしたでしょうか?

ここまでの知識があれば、これでいつでも合気道を始められます!

やらない理由を探してはいけません!

何事もまずはやってみましょう!

 

それではまた明日!!

 

 

合気道とは

合気道ってなに?

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こんにちは。

いつもありがとうございます。じんです。

 

皆さまは合気道というものをご存じでしょうか?

 

一番初めに合気道というフレーズを聞いた人はみな、「いや、合気道って何?」という検索から始めるくらい、合気道って知られてないんですよね。

 

そんな合気道について、今日は少しお話したいと思います

 

 

合気道のイメージ

 

空手と言えばその名の通り拳(手)をつかってバチバチしているイメージですよね。

柔道は大きな人同士が人を投げ飛ばしているイメージもあります。

では、合気道ってどんなイメージがありますか?

全く見てない人には何のことかわかりませんよね

見たことのある人はきっとこう言うのではないでしょうか?

 

「力を使わずに人を投げているイメージ」

 

よく見ていますね!

そうなんです、合気道って人が力を使わずに、相手をぶっ飛ばすことのできる不思議な武道なんです。

 

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僕がするとこんな感じですね。

 

なので、とりあえず合気道を知るための第一歩として

合気道は「相手の力を利用して、相手にその力を返す武道」だと初めは思っていてもらえばいいです!

 

相手の力を利用する

自分は全然力を使わないのに、相手を飛ばすなんてどうするんでしょう。

物を投げるのだって力がいるのに、何キロもある人なんて飛ばせそうにないですよね

 

実は合気道という武道では 自分の力だけでなく

 

相手の「力」を利用しているんです

 

「え?ふざけてるの?」「マンガじゃないんだから」「本当にできるの?」

こう思う方が多いのではないでしょうか。

そうですね、初めはなかなか難しいですが、練習していけば少しずつ感覚が分かってきます。

 

嘘っぽいですか?

では軽く例をあげてみましょう。

 

水が半分くらい減ったペットボトルを腕いっぱいに5回ほど振ってみてください。

結構簡単ですよね?全然力っていりません。

 

では、中身を抜いたらもっと楽になるでしょうか?

中身を抜いて同じように5往復くらい振ってみてください、結構疲れますよね?

 

中身が軽いはずなのに力が必要になるんです。

逆に中身があれば、力って全然いらないんです。

これは簡単です、振っていればこのトリックに気づくはずです。

 

そうなんです。中の水が振っているほうに動いてくれるからすごい楽なんですよね。

 

これと同じようなことが人間の体で起こるんです。

人が殴ってきたとき、襲い掛かってきたとき、腕をつかんだとき・・・

いろんなときに相手って力や重さをかけたがるんです。

 

「相手の腕を力いっぱい持ったら、相手は自由に動けないだろう」

なんて考えてはいませんか?

 

合気道ってそんな相手の「気持ち」や「力」を利用して、相手をいとも簡単に倒しちゃう武道なんですよね。

 

合気道は護身術

合気道は力が弱い人でも、力の強い人を倒すことができます。

そんなことから最近では護身術として女性が多く習っています。

女性がもし力の強い男性に掴まれたとしても、簡単に抜け出したりやっつけたりできるんですよね。

 

なので合気道部に入ってみると意外と女性が多くてびっくりします。

 

合気道は技が無限にある

ここまで見ていただいたら、分かっていただけたと思いますが

簡単に言うと合気道って相手の力を利用するんですよね。

でも力のかけ方なんて人それぞれだと思いませんか?

押してくる人もいれば、引っ張ってくる人もいます。

だから合気道ってそれぞれの動きに対応して無限に技があるんです。

 

すごいですよね、え!?ってなるかもしれません。

 

合気道をしている人は皆、相手にかけられた力を感じた瞬間、そのレパートリーの中から最適な技を出せるように練習しているんです。

ですから初心者のうちは、その中でも基本的な「型」を覚えていくことから始めることが多いです。

 

合気道には「型」がある

上にも書いてありますが、合気道は技が多く

どれから覚えればいいのか初心者にはわかりません。

なのではじめは「これを覚えておくと応用がたくさんできて、多くの技ができるようになるよ」

 という基本の技があります

これらを、はじめはなぜその動きをするのかわからないまま「型」として覚えることから始めることが多いです。

私もたくさん練習しましたが、結局毎回の稽古でこの基本に返ってくるくらいとても大切な「型」ですので

はじめは戸惑うかもしれませんが、信じて覚えて、その動きがスムーズにできるように練習してみてください。

きっと黒帯を取った頃にはなぜその動きが大切なのかを改めて知ることになるでしょう。

 

合気道には試合がない

「え、こんなに人を倒す技ばかりなのに試合がないの?!」

 

そうなんです。合気道には試合がありません

(一部試合をする流派の合気道も存在しますが基本的にはありません)

 

なぜかと言われれば簡単です。互いに攻めたら負けだということを知っているからなんですよね。だって襲い掛かればその力を利用されるんですから当然です。

 

どちらも攻められるのを待つ試合になってしまうので何も起きないんですよね(笑)

 

なので合気道には試合がありません。

 

そのかわり大会と呼ばれるものが開催され、各団体などが「俺たちはこういう技を知っている」というのを見せあうんですよね。迫力があり、見ているだけでわくわくします。

 

まとめ

たくさん書きましたが

ようは合気道は相手の力を利用する武道なので試合がなく

力がいらないので護身術としても使われ、女性にも人気の武道だということです。

 

 

このブログでは実際にどんな技があるのかを書いたり

上級者向けに合気道の考え方なども書いたりしています。

実際にどんなのが合気道なのかはここでは伝えきれないので、これからどんどん記事や動画にしていきますので、ぜひ明日も見てくださいね。