Aikido’s diary

合気道を広めよう

就活について

f:id:Aikido:20160320144432j:plain


今日も読んでくださりありがとうございます。じんです。

今日は合気道のことだけでなく、就活のことについて触れたいと思います。

 

「え?なんで突然?」「お前合気道しか取り柄なくない?」

そう思われた方も多いと思います。

はい、その通りでございます。

 

と言いますのも、今年は某ウイルスのせいで、企業にとっても就活生にとっても厳しい年となっています。

さらに、この記事を読んでくださっている方の中には大学生も多いので、時期的なことも相まって就活の話でもしようかな、と思ったわけです。

 

ではどんな話をしようかと言いますと、僕が就活に対して感じていることや、社会人の方に言われたことなんかを話そうと思います。

「社会人の方」というのも、どちらかというと年配の方が多く、流行りの若手IT企業の社長やヤングエグゼクティブといった方ではなく、中小企業などの社長の方などが多くなっています。

僕自身、なぜか中小企業の社長の方や代表取締役の方と話す機会が多くて、周りの人は意外とそういう機会がないと聞いたので、少しでも共有できたらいいなと思い、この記事を書こうかなと思いました。

 

大手の会社の方とはあまりお話したことがないので、そういった方面に興味がある方は、大手企業の会社理念等を参考にすることをお勧めします!

 

では本題にうつりたいと思います。

 

 

就活をする意味

就活って大変ですよね。

多くのお金がかかりますし、地方の方にとっては面接のたびに何万円もかけなくてはいけません。

受かればよいかもしれませんが、倍率の高いところですとそう簡単には・・。

結局、一番行きたかったところは何度もお金をかけて東京に行ったのに最終面接でおとされて、最終的には第3希望のところに就職することになった・・・

なんてことは、当たり前のように起こることです。

 

これは一種の社会問題ともいえるレベルになってきました。

 

では、何万円もかけて就活をする意味ってあるのでしょうか?

 

結論をズバリ申し上げますと、意味はあります

 

その説明をしていきますね。

 

就活の理想

さて、まずは就活における理想像です。

理想は企業がお金を払ってでも雇いたいと思われる人物になり、こちらが企業を選び放題になるということです。

しかし、こんな人物めったにいません。

実際はコンペで何作品も賞をとろうが、大手企業には落ちますし、あまり成果をあげていない人でも大手企業には受かります。

では実際、より現実的な理想ってなんでしょうか。

 

 

「もったいぶらずに教えて!」

 

簡単なことです。

あなたの働きたい企業の内定をもらうことです。

 

「は?どゆこと?さっきと変わらんくね?」

そう思った方も多いのではないでしょうか。

 

こう言い換えましょう

「やりたいことのために人生を使えるようになる」ということです。

 

知らず知らずのうちに就活生の人々は

「大手企業で安泰な生活を送りたい」「とりあえずどこでもいいから内定が欲しい」

「福利厚生がきちんとしたところがいい」「ブラックな企業はやだ!」「安定しているから公務員がいい!」

と思いこまされ、大手企業の内定をもらうことが理想だと考えています。

 

でもそれって、本当はしたくないことをし続けることになるのかもしれません。

 

知っていますか?

死期が迫った人のほとんどは「自分らしく生きればよかった」と言うそうです。

 

私たちは約20年間、制度に縛られた人生を送ります。

幼稚園か保育園に入り、義務教育を受け、高校に進み・・・といったようにです。

では問います。

この20年で何を成し遂げましたか?

自身の価値を確立させる「技」は持っていますか?

 

「そんなのもっと大人になってからだ」

「とりあえず就職できたら、授業もないし自分の時間をめいっぱい有効活用する」

と考えてはいませんか?

自分の未来を考えなければ大手企業に就職したとしても、きっとその後もう20年間同じことを繰り返します。

その次は

「あと少しで幹部になって給料があがるから、そうなったらお金を使う!」

と考えるのでしょうか。

では、私たちはいつ自分のスキルを磨くのでしょう?

 

僕は、自分自身が何かを生み出す力のない人間であるというのがとても嫌で、どうせ仕事をするなら好きなことに活かせる(人生に活かせる)スキルを身につけるべきだと考えています。

 

「私は別にいいです。」「好きなことと仕事は別なので」

そう考える方もいると思います。

 

そうなんです。実はその方のために就活はあります。

人生という限りのある時間の中で、毎日半分くらいはお金を稼ぐためだけの時間を作って、そのあと残った時間で好きなことをする、人生の6割くらいはレールの上で生きていてもいいという方の働き口を探すために就活はあります。

 

なので就活には意味があります。

 

「は?喧嘩うってんの?」

まあまあそう言わず、最後まで見ていってください。

そういうことじゃないんです。

 

就活をしないとどうなるの?

僕の友達には就活をせず、パチンコだけで月に40万稼ぐ友達がいます。

(金額については聞いた話なので本当かは知りませんが)

単純計算で年間480万円ですか・・・

彼はただパチンコが好きなのではありません。

初めは大学の学費を自分で払おうとしてパチンコに手を出しました。

猛勉強のおかげですこしずつ利益が出るようになり、それを続けていくうちに気が付けばパチンコで生きていけると感じたそうで、大学をやめました。

連絡ももう取っていません。いい意味で本末転倒ってやつですね。

彼は就活をしていません。はたから見ればよくないと思われるかもしれませんが、でもこれが彼の中ではよかったそうで、毎日が楽しそうでした。

彼は毎日技術を磨いていて、技術で生活しています。

僕はこれが人生で一番いい「働き方」なんじゃないかと思います。

 

「は?じゃあお前パチンコやっとけよ」

違います違います。パチンコで稼ぐことがいいと言ってるんじゃないですよ!

 

確かにお金を稼いだり、安定した生活を送りたいなら、大手就職が一番いいと思います。

今の世界の変化は激しいので、安定した軸に捕まるのは当然のことだと思います。

ただ、それだとやりたいこととかけ離れたスキルが身につくかもしれません。

僕は自分の人生を豊かにするのは技術・スキルだと思っていますし、そのためにたくさんデザインをして、モノを違う視点から考える力や問題解決の能力を学んでいます。

 

これは僕が、5年後がどんな世界なのかを知らないからです。

5年後の未来で直面する問題は、きっと今予想できるようなことではありません。

だから、どんな変化が起きても対応していけるよう、また、変化を生み出せる側になれるよう日々勉強しています。

 

だから就職先でデザインが学べない場所は選びませんし、どこもなかったら新しいビジネスでも見つけます(笑)

 

大事なことは、「就活におちた」=「人生の失敗」ではないということです。

すでに好きなことで稼いでいる人は就活をしませんし、何かチャンスを見つけた人は勝手に起業して成功します。

なので、就活におちたら人生真っ暗。貧乏になってまともな生活もできない・・・

と考えているのでしたら、それは間違いだよ。ということを言っておきます。

人生の豊かさは就職先なんかで決まるものじゃないということです。

 

就活をしなければもちろん就職はできません。

なので就活をしなければどうなるかというと

自分のもつスキル・人脈で生きていくことになります。

 

就活は悪いことなの?

決して就活が悪いことだと言っているわけではありません。

やりたいことのできる企業に行くには、99.9%の人が就活として赴く必要があります。

企業側から直々にオファーを受ける人なんて本当に一握りです。

ただ、就活をしているうちにしんどくなったり、安定を求めたり、結果としていきたくない企業に行くことになったのだとしたら、少し自分を見つめなおすべきなのではないでしょうか。

自分のしたいこと、特技、趣味・・・なんでもいいと思います。

今はどんなことも仕事になります。

なんでもいいので一つ興味のあることを今日からコツコツ学び始めましょう。

きっと1年後、同じ面接を受ける人の中であなただけは間違いなく頭一つ抜けて採用したいと思われる人間になっています。

 

社会人の方からいただいた言葉

出会った経緯は複雑で話すと本筋からずれるので割愛しますが、冒頭の通り多くの社会人の方と話す機会がありました。

その中で就活(仕事)に使えそうなこととを、以下に箇条書きしておきます。

・どんなときも挨拶から始まる人間にしか物は頼まない

・頼れる人がいるときに頼っておくべき、社長になると誰にも相談できない

・みんなに見られる人はみんなをよく見ている人(良くも悪くも)

 

他にもいろいろありますが、字数もすごいことになりますのでまたいつか。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

自分の手に職があれば、就活をしなくてもお金を稼ぐことができるということ。

就活をすると安定な人生になるが、好きなことをする時間は極端に減るということ。

少しでもいいので今日からコツコツ始めることが大切だということ。

 

就活を前向きにとらえて、今日からコツコツ準備をしていきましょう!

 

それではまた明日!