Aikido’s diary

合気道を広めよう

合気道とは

合気道ってなに?

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こんにちは。

いつもありがとうございます。じんです。

 

皆さまは合気道というものをご存じでしょうか?

 

一番初めに合気道というフレーズを聞いた人はみな、「いや、合気道って何?」という検索から始めるくらい、合気道って知られてないんですよね。

 

そんな合気道について、今日は少しお話したいと思います

 

 

合気道のイメージ

 

空手と言えばその名の通り拳(手)をつかってバチバチしているイメージですよね。

柔道は大きな人同士が人を投げ飛ばしているイメージもあります。

では、合気道ってどんなイメージがありますか?

全く見てない人には何のことかわかりませんよね

見たことのある人はきっとこう言うのではないでしょうか?

 

「力を使わずに人を投げているイメージ」

 

よく見ていますね!

そうなんです、合気道って人が力を使わずに、相手をぶっ飛ばすことのできる不思議な武道なんです。

 

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僕がするとこんな感じですね。

 

なので、とりあえず合気道を知るための第一歩として

合気道は「相手の力を利用して、相手にその力を返す武道」だと初めは思っていてもらえばいいです!

 

相手の力を利用する

自分は全然力を使わないのに、相手を飛ばすなんてどうするんでしょう。

物を投げるのだって力がいるのに、何キロもある人なんて飛ばせそうにないですよね

 

実は合気道という武道では 自分の力だけでなく

 

相手の「力」を利用しているんです

 

「え?ふざけてるの?」「マンガじゃないんだから」「本当にできるの?」

こう思う方が多いのではないでしょうか。

そうですね、初めはなかなか難しいですが、練習していけば少しずつ感覚が分かってきます。

 

嘘っぽいですか?

では軽く例をあげてみましょう。

 

水が半分くらい減ったペットボトルを腕いっぱいに5回ほど振ってみてください。

結構簡単ですよね?全然力っていりません。

 

では、中身を抜いたらもっと楽になるでしょうか?

中身を抜いて同じように5往復くらい振ってみてください、結構疲れますよね?

 

中身が軽いはずなのに力が必要になるんです。

逆に中身があれば、力って全然いらないんです。

これは簡単です、振っていればこのトリックに気づくはずです。

 

そうなんです。中の水が振っているほうに動いてくれるからすごい楽なんですよね。

 

これと同じようなことが人間の体で起こるんです。

人が殴ってきたとき、襲い掛かってきたとき、腕をつかんだとき・・・

いろんなときに相手って力や重さをかけたがるんです。

 

「相手の腕を力いっぱい持ったら、相手は自由に動けないだろう」

なんて考えてはいませんか?

 

合気道ってそんな相手の「気持ち」や「力」を利用して、相手をいとも簡単に倒しちゃう武道なんですよね。

 

合気道は護身術

合気道は力が弱い人でも、力の強い人を倒すことができます。

そんなことから最近では護身術として女性が多く習っています。

女性がもし力の強い男性に掴まれたとしても、簡単に抜け出したりやっつけたりできるんですよね。

 

なので合気道部に入ってみると意外と女性が多くてびっくりします。

 

合気道は技が無限にある

ここまで見ていただいたら、分かっていただけたと思いますが

簡単に言うと合気道って相手の力を利用するんですよね。

でも力のかけ方なんて人それぞれだと思いませんか?

押してくる人もいれば、引っ張ってくる人もいます。

だから合気道ってそれぞれの動きに対応して無限に技があるんです。

 

すごいですよね、え!?ってなるかもしれません。

 

合気道をしている人は皆、相手にかけられた力を感じた瞬間、そのレパートリーの中から最適な技を出せるように練習しているんです。

ですから初心者のうちは、その中でも基本的な「型」を覚えていくことから始めることが多いです。

 

合気道には「型」がある

上にも書いてありますが、合気道は技が多く

どれから覚えればいいのか初心者にはわかりません。

なのではじめは「これを覚えておくと応用がたくさんできて、多くの技ができるようになるよ」

 という基本の技があります

これらを、はじめはなぜその動きをするのかわからないまま「型」として覚えることから始めることが多いです。

私もたくさん練習しましたが、結局毎回の稽古でこの基本に返ってくるくらいとても大切な「型」ですので

はじめは戸惑うかもしれませんが、信じて覚えて、その動きがスムーズにできるように練習してみてください。

きっと黒帯を取った頃にはなぜその動きが大切なのかを改めて知ることになるでしょう。

 

合気道には試合がない

「え、こんなに人を倒す技ばかりなのに試合がないの?!」

 

そうなんです。合気道には試合がありません

(一部試合をする流派の合気道も存在しますが基本的にはありません)

 

なぜかと言われれば簡単です。互いに攻めたら負けだということを知っているからなんですよね。だって襲い掛かればその力を利用されるんですから当然です。

 

どちらも攻められるのを待つ試合になってしまうので何も起きないんですよね(笑)

 

なので合気道には試合がありません。

 

そのかわり大会と呼ばれるものが開催され、各団体などが「俺たちはこういう技を知っている」というのを見せあうんですよね。迫力があり、見ているだけでわくわくします。

 

まとめ

たくさん書きましたが

ようは合気道は相手の力を利用する武道なので試合がなく

力がいらないので護身術としても使われ、女性にも人気の武道だということです。

 

 

このブログでは実際にどんな技があるのかを書いたり

上級者向けに合気道の考え方なども書いたりしています。

実際にどんなのが合気道なのかはここでは伝えきれないので、これからどんどん記事や動画にしていきますので、ぜひ明日も見てくださいね。